【Fête des fraises à Carros】カホスのイチゴ祭りと自家製ヤギチーズ
4月21日、ニースからバイクで30分くらいのところにあるカホス(Carros)という町のイチゴ祭りに行ってきました。帰り道には素敵で美味しい出会いもありました。
- たしかにイベント名は「イチゴ祭り」だけど・・・
- せっかくだから、ぐるっと山間部を回ってニースへ。
- 人懐こいムッシューとワンコとの出会い
- 自家製ヤギチーズ
- さっそくハチミツトーストでヤギチーズ実食
- この日の教訓。
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たしかにイベント名は「イチゴ祭り」だけど・・・
イチゴ祭り(Fête des fraises)というからには「カホスのイチゴ農家がたくさん集まり、様々な品種のイチゴ食べ比べ」みたいなイベントがあるのかと想像していたのですが、イチゴそのものを販売していたのは1軒だけ。
しかも、入口右側奥という気づきにくい場所で販売しており、まさかそんな場所にあると思わず見つけるのに時間を要しました。
2パックで9.5€。フランス産イチゴ、お値段的にはちょっと安めか標準というところ。甘さ控えめ。日本のひと粒で「あま!」となるようなタイプではありません。品種によると思いますけどね。
主役のイチゴよりも、簡易な遊園地、オリーブオイルや蜂蜜などを売る店が目立っていました。ミニイチゴタルトを作ったり、陶器に絵付けするワークショップなどもありました。イチゴ祭りだけど、イチゴ感は非常に少なめ。
売店でサンドイッチとイチゴタルト(とても美味しかった)を食べビールを飲んで、ツーリング再開。(※フランスはビール500mlまでなら飲酒後に運転してもOKです)
なお、イチゴ祭りは毎年開催されています。
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せっかくだから、ぐるっと山間部を回ってニースへ。
この日はほぼ快晴の夏日。バイク日和だね、ということで、少し遠まわり。
ニースの山間部は、白っぽい岩肌むき出しの山が多く、眼前にせまる迫力がすごい。見晴らしのよい道をぐんぐん走りました。
前方には、まだ雪の残るアルプス山脈が見えます。
前回コル・ド・シャトーヌフに行った時よりも白くキレイに見えました。
人懐こいムッシューとワンコとの出会い
さて、そろそろニースに向かって折り返し、というところで小休憩。バイクを降りて、ヘルメットを外そうとしていたら、側で犬と山を眺めていたおじいさんに「今日暑いな!暑いだろ!(仏語)」と話しかけられました。
少し離れた場所から、夫撮影。ムッシューに話しかけられて、かなり戸惑っている私。そして、まだ何のふれあいもないのに、私に石を持ってきて「投げろ」と要求するワンコ。飼い主も犬も、人懐こい。
自家製ヤギチーズ
夫が彼と話して、どうやらヤギのチーズを作っているということが分かり、自家製チーズを売ってもらえることになりました。家の中に案内され、作っている所もみせてくれました。何だかもう、アルプスの少女ハイジの世界・・・。
けっこう大玉1個3€で。安い。蜂蜜やジャムと一緒に食べると美味しいよとのこと。味見させてもらったら、味が濃いのに臭みがなくて、食べやすかったです。
餌を食べているヤギと生まれたばかりの子ヤギも見せてもらえました。最初、全員日陰で寝ていたので、ムッシューが上から木の枝を投げて脅かして、ヤギ達を木陰から出てこさせてました。何だか私達のために、悪かったねヤギ達。
ムッシューの家から見える景色。ヤギ達の鳴き声が聞こえてました。彼と家族は、材木を売り、トマトなどの野菜や蜂蜜を作って生計をたてているとのこと。夏場は観光客(バイクや自転車などで来る人)に部屋を貸したりもしているそう。山の側だけど、さほど雪は降らないとのこと。暮らしやすそうです。
ニワトリも飼っていて「うちのが産んだ卵あげる」と2個サービスしてくれました。帰宅後、割ってみたら黄身の盛り上がりが、スーパーの卵とは全然違って驚きました。産みたてってスゴイ。
石垣の上からヤギを眺めつつ、話しが尽きないムッシューとそれを聞いている夫。
別れ際、「息子の電話番号教えてあげるから、チーズが欲しくなったら連絡して!」と携帯電話番号をくれました。気の良いおじいさんでありました。
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さっそくハチミツトーストでヤギチーズ実食
ムッシューに教わったとおり、トーストにヤギチーズ、たっぷりハチミツでいただきました。これなら朝からでも食べられるやつ。
この日の教訓。
最高のバイク日和で、美味しいものを色々手に入れられて、素敵な出会いもあった休日でした。惜しむらくは、メモリカード容量がいっぱいでツーリング動画がまったく撮影できていなかったこと(涙)
出発前にメモリカードのデータを空にすることを教訓として得ました。同じ失敗は繰り返さないようにしたいものです。
それでは、安全運転でどうぞ!v
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